GitHub Actions の self-hosted runner における cache service v2

GitHub.com (GHEC)

GitHub.com で workflow を実行すると、GitHub Actions cache は Azure Blob Storage に保管される

GitHub-hosted runner の実体は Azure にデプロイされているため network 的に近い(たぶん)ので高速だが、self-hosted runner ではだいぶ低速になってしまう

しかし GitHub.com では cache service をカスタムする方法が公式には提供されていない

したがって storage も変更できない

ワークアラウンド

custom action

が、setup-foobar が勝手にやる依存関係やビルド成果物のキャッシュはどうにもできない

GitHub-hosted cache service にあるようなブランチ単位のアクセス制御も真面目にやるの大変そう

IAM policy で頑張ればいけるか？

S3 を cache の backend として使うアクション

custom cache service & storage

cache service

custom cache service by patching runner image

cacher service の URL ACTIONS_RESULTS_URL は、runner の image に含まれるバイナリにハードコードされている

バイナリに頑張って patch を当てている

このあたりに頑張って patch を当てて自分で image を build するのもアリかもしれない

custom http(s) proxy on self-hosted runner

self-hosted runner で https_proxy 環境変数を設定することで、https://github.com/actions/toolkit にプロキシを経由してサーバにアクセスさせることができる

storage

Azure Blob Storage っぽい URL じゃないと concurrent download してくれない

GHES

GHES では、enterprise server の管理者が Amazon S3 や Google Cloud Storage といった object storage にデータを保管するように設定できる